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ブルグミュラー国際コンクール??

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これは、生徒のT君の一言から始まりました。

「家でブルグミュラーを弾いて、どう思うか家族で採点してるんだ。ブルグミュラー国際コンクールとか言って」

あまりにも、つぼにはまって、しばらく笑いが止まらなかった私は、半ば冗談で、「実際にやってみようか」
と提案しました。

それからはどんどんとアイディアが膨らみ、

①25の練習曲を早い者勝ちで選んでいき、一曲づつ披露。(全部埋まらなかったら第二回に持ち越し。)
②ブルグミュラーについて、勉強する。自分の曲は責任をもって担当する。
③投票により、好演賞を決める。ただしコンクールではない。(名前は面白いのでこのままに)
④生徒の司会進行にする。会長、理事長(??)も生徒たちで。
⑤ブルグミュラーを愛していれば、参加者の国籍、年齢を問わない(一応国際なので・・って私の生徒は日本人だけですが)

というわけで、私の家でやるつもりが、「わぁ面白そう!」と、
25人あっという間に集まり、ホールを借りてやることにしました。
みんなブルグミュラーそんなに好きなんだ・・・・・ってちょっとびっくりでした。

最初はこの名前に引いてしまう子もいましたが、名前はあくまでもT君が冗談でつけたものであって、
ただのオーディション(弾き合い会)という事がわかると、笑ってました。
本当にみんなかわいい!

でも結構シニカルに掘り下げると、この曲たち面白かったりもします。
意外と彼の顔写真も見たことないですよね?
ブルグミュラーにスポットライトを当てて、生徒目線で研究すると面白い。

というか私が子供のころ、こんなに嬉々としてブルグミュラーに向き合わなかったなぁ
こんなに楽しんでピアノをやってくれて、うれしい!

5歳から高校2年まで参加します。まったくの未知の世界ですが、
すごく楽しみです。
上のチラシは会場名は伏せてありますが、お聞きになりたい方は直接私にご連絡ください。
席に限りがありますので、万が一満席の場合はお許しくださいませ。

注:開催日は2月28日の間違いです

2009年のあれこれ

早いもので、2009年もう終わろうとしています。
本当にバタバタと忙しい一年でした。

でも病気も怪我もせず、健康で過ごせた事に感謝したいと思います。

生徒さんの、6月から始まったコンクールも11月末までかかりようやく終了。
長かった・・・

みんな、とても良く頑張って、それぞれに素晴らしい成長をしてくれました!

良い結果は、神様からご褒美をもらえただけで、たとえ形として残らなくとも、勉強できればいいと思って欲しいと
考えているので、頑張った全員に私は大満足しています。

その中でも今年とても大きなご褒美をもらったのは・・・・
全日本学生コンクールのピアノ部門小学生の部で、黒田哲平君が全国大会第2位に輝きました。

これまでの積んできたレッスンやいろいろな出来事が思い出されて、さすがに本番は涙なしには聴けませんでした。
色々な方にご声援をいただきました。本当にありがとうございました。

そのコンクールの模様は12月30日12:15~ラジオNHK FM、および2010年1月9日 14:00~15:30 テレビBS11にて放送されます。

これからますます音楽大好きな人になってほしいです。

最近私の方では、11月12月と、本岩孝之さんとのコンサートがあり、いつもながら、楽しく弾かせていただきました。
いらして下さった皆さんありがとうございました。

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本岩さんと。

今年は、私にとってキラキラと宝物の様な日々が詰まった一年でした。
来年ももっともっとたくさんの、素敵な事に出会い、自分自身成長していきたいと思っています。

新年明けると、1/24には門下生の発表会があります。今はその準備に追われていますが、
今回はピアノを2台借りて、コンチェルトにも挑戦したり、2台ピアノの曲があったり、内容は盛りだくさんです!

ホールの方にも、「この曲のときだけ、是非、ピアノの配置を変えましょう」と
提案してもらったりして、いつになく、華やかな会になりそうで、私も楽しみ!

皆様にとって2010年が素晴らしい年になりますように

勉強してました

この2週間、ほとんど毎日、恩師ブルーノリグット先生の公開レッスンを聴講しておりました。

彼のレッスンの特徴はとにかく「他と違う」こと。
とにかく楽しい。そしてカラフルでイマジネーション豊かな表現を、
生徒たちに魔法をかけるように、一生懸命レッスンしてくださるんです。

時々彼のキャリーバックから飛び出す、さまざまなグッズは、一生懸命にイメージを伝えようとしての必需品なのですが、フランスから持ってきたんだと思うと、ちょっとおかしいけど、すごいパッションだなぁって思います。

今、私が教える立場にある事を思って、「教えるときこれが役立つよ。」とアドヴァイスもくださって、感激です!

11/1は表参道カワイで、11/2と11/3は東音ホールでも聴講できるみたいです。

PTNA

本年度も昨年に続いて、PTNA(全日本ピアノ指導者協会)より、指導者賞を頂く事に決まりました。

これもひとえに、私を支えてくださる皆様のおかげです。どうもありがとうございました。

自分に出来ること、でも自分にしか出来ないことを、精いっぱいやっていきたいと
思っています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

クラシック音楽講座終了

今日は府中の生涯学習センターというところで、
ヴァイオリニストの森田昌弘さんの伴奏をして来ました。

250人くらいのホールなのですが、ほぼ満席で、皆さん森田君のお話を熱心にメモなさったりして、
2時間にわたる講演を一生懸命聞いてらっしゃいました。

オーケストラ団員の日常とか、興味深いお話も沢山の楽しい講座でした。

彼とは、18歳の時からのお友達なので、武勇伝(?)の数々は聞いていたつもりだけれど、
まだあるの?という話も出てきて、
私も楽しく聞き入ってしまいました。

演奏は小品ばかりでしたが、終始なごやかなムードで弾く事が出来ました。
温かいお言葉をかけていただいたりして、嬉しかったです。

府中の皆さん、どうもありがとうございました。

次は9/13に歌手の本岩孝之さんとコンサートがあります。
すごい曲数なので、頑張ります

撮影風景

4月某日

パリ市立音楽院教授のオリヴィエ・ギャルドン氏を講師にお迎えして、
ピアノレッスンの公開録画の撮影がありました。

10名の小中学生がレッスンを受けて、輝いていく様が撮影され、
DVDとして今後発売される予定です。

詳細が決まり次第、こちらにてお知らせいたします。

とにかく、何台ものカメラや、ギャラリーが注目している中で、演奏し、先生の言わんとしていることを察知し、
通訳を通して理解し、すぐさま直し・・・。
それはそれは、大変な労力と能力が要求される事だと思いました。

「さぁ、弾いてください。五秒前・・・4,3,2,1」
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ちゃんと弾き出してくれるか、心配でしたが、意外とそれらしく決まり、
無事始まりました。

撮り直し無しですので、通しの演奏は、かなり緊張感ただよう雰囲気。
そして弾き終わると、そのままレッスンに突入。
息つく暇もなく、全身を耳にして、ギャルドン先生のおっしゃることに、注意を傾ける・・
あたかもフランス語が分かってるかのような、真剣な顔で、先生の顔を見つめる生徒たち。

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でも意外と平気そうな子供たち・・・。
あれだけの緊張感の中で「楽しかった」と言ってくれた、我が生徒2人・・・

大人はあっけにとられました。

いろんなアクシデントもありましたが、子供たちにとって、
一生の記念になる、大変、有意義な経験になったことでしょう。
こんな素敵な経験滅多にできないものね。

あとは、DVDの仕上がりが楽しみです。

ラストは今年の桜ですとてもきれいでした。井の頭公園です。

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盲学校

昨年秋に、歌手の本岩孝之さんと、コンサートを八王子いちょうホールでさせていただき、その入場料を
八王子の盲学校へ寄付させていただきました。

沢山の方にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

本岩さんが、その盲学校の卒業式に出席なさり、校長先生から
表彰状を授与されたと、嬉しいご連絡をいただきました。
なんかすごい立派です

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皆さん、ご卒業おめでとうございます

一月のあれこれ

年が明けたと思ったら、もう一年の12分の1が過ぎてしまいました・・・。

今月は2つの発表会があり、大忙しでした。

1/18には、7回目を迎える、生徒さん達の発表会がありました。
ご父兄の皆様の温かいご協力で、今年も無事に終える事が出来まして、心より感謝いたします。

生徒の皆さんは、本当に真剣に取り組んで、聴きにいらしてくださった方に、
コンサートのようだったと、御声を頂戴いたしました。

今年は、長めの曲だったり、エチュードを一曲目にしてみたり、
生徒の皆さんには、ちょっとチャレンジをしてもらいました。
なので、かなり長時間にわたる発表会となりました。

にもかかわらず、出演者のご家族以外の方も、大勢聴きに来てくださって、大盛況でした。
毎年楽しみにしてくださる人もいらっしゃって、本当にありがたいことです。

また1/24には、大人の生徒さん達の発表会がありました。
その時の模様を、生徒さんが詳しく書いていらっしゃいます→こちら
とにかく初めての試みだったので、てんてこまいでしたが、
当日は想像以上に盛り上がって、良かったと思います。

両方の発表会に、沢山の方にご来場いただいて、心より感謝申し上げます。
また次回も、是非聞きにいらしてください。

話は変わりますが、今年は、小学校の卒業○○周年にあたります。
今月、卒業して以来の同窓会があり、久しぶりに集まりました。

私のいた小学校は、小6までは男女共学ですが、
中学になると女子はそのまま残り、男子は別の場所へと別れていきます。
なので、女子とは中学3年以来、(本来、中高一貫なのですが、私は音楽高校へ
行くため、途中で出てしまいました)男子は、小6以来ぶり、という人もいました。

もしも街で会ったとしても、それが同級生だとは
たぶん分からない感じです。
私も、全然わからない・・・と言われたんですが、そうでしょうか。。

でも不思議と小学生時代を知っていると、その子の本質を知っている気分になって、
いくら年月を経ても、同じ気持ちで話せる気がしました。

あんなにヤンチャだったのに、立派な大人になって・・・。と感動したり。
先生もお元気でいらして、本当にうれしかったです。
とても幸せな時間を過ごしました。

当時の記憶力ってすごくって、
「合宿の時にこんなことがあった」とか「あの時、こう言ってたよ」とか
不思議と覚えているんですよね。
校歌なんかも、誰かが口ずさむと、覚えてるもんで、どんどん出てきちゃう。
今はちょっとした事も、なかなか覚えられないのに・・・。

とても楽しい事の多い、一年のスタート月でした

そういえば、今年の初詣でひいたおみくじは、末吉だったけど
いい事がいっぱい書いてあったので、Happyなことが沢山あるといいな~

2008年12月8日

今日は、代々木上原のけやきホール(古賀政男音楽博物館内)にて
坪野春枝先生のコンサートの中で本岩孝之さんが歌うので、伴奏をしてきました。

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けやきホールです。反応の良いベーゼンドルファーでした。

坪野先生は童謡などを編曲なさったりしていて、私にもその楽譜をサイン入りでプレゼントしてくださいました!
ありがとうございました

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左から本岩さんのお姉さんと、坪野先生、本岩さん、私です。

今日集まった合唱の皆さんは、本当に歌うことを心から楽しんでいらして、私の出番が終わっってから、客席で聴かせていただいたのですが、思わず自然と笑みがこぼれてしまうほどでした。
とても楽しい一日でした