全然変わってない・・。

久しぶりに桐朋の中の、レッスン室ではなく普通の教室の中に入ってきました

グランドピアノが無造作に置いてある大きな部屋で、音楽史とか
社会とか普通の科目の講義を受けたり、そこで同級生のヴァイオリンの試験の伴奏もしたなぁ・・。

全く変わってないその教室の扉、壁を見た途端、(率直に言うと、ふ・る・いのです)
同級生や先生の事を思い出し、タイムマシーンに乗って授業中にいるような
錯覚に陥りました。

社会史だったか、何の授業だったか忘れましたが、授業の時、先生が
「小澤征爾さん(桐朋の第一期生)は授業中は全くノートを取らなかったけど、一番前に座って、興味のある話題になるとバンバン質問をしてきた。」と、ボーっと授業を聞いているか、カリカリとノートだけ取っている私たち学生に話してくださったことがあります。

そこからノートを取るのをやめてみたけど、なかなか難しいので
真似できませんでした。人には人のやり方が・・・。
と言うか、偉人の真似を外側からしてはいけないのです

それから、今日は音楽教室のある先生に○○年ぶりに
お会いし、お声をかけていただきました。
(お話したのは初めてだったのですが、試験の時にはいつも審査員で
いらっしゃったのは憶えています。)
まだ小さかった私の事を憶えていてくださって本当にびっくり感激しました

う~ん、記憶力のすごい人って素晴らしい。
よく言いますものね。他人から奪われないものは「記憶」だ。って・・・・